上棟といえば
間近に控えた上棟で頭がいっぱいだ。
上棟といっても今風?に上棟式はやらず、気持ちばかりのお土産を渡そうと思うのだが、何がよいのか決まらず逡巡している。
まあ、懐具合とも相談して、無難なところで、たぶんお酒とつまみのセットといったところ。
上棟式といえば、まだ私の子供のころは、近所でもわりあい派手にやっていて、紅白の丸餅や小銭、お菓子などを階上から撒いていた。
上棟式があるとうわさを聞きつけると誰彼となく集まり、競い合って餅を拾ったものである。
最近では、上棟式をやることはめっきりなくなったようだ。
それなりに準備の手間もお金もかかることもあり、建築会社のほうからは、建主に、上棟式をやるやらないの意思確認すら遠慮しているし、それに建築工事が中断されるのをあまり良しとしないという事情もあるようだ。
上棟式をやらない身上でいうのもなんですが、正直、すこし寂しい気もします。